海兵隊員らがジャングルでの経験を得る
【ブルネイ】 マイケル・K・ケーマー3等軍曹の班は、ジャングル巡回の一番手だった。彼らは、小型武器、2日分の食料と飲料水を携帯してジャングルに向かっていった。同班は険しい丘を登り、小川や尾根線を渡った。
その地域の協力を高め、安全性を強化することを目的とした米国と東南アジア諸国との年間恒例の相互軍事訓練演習シリーズ、協力海上即応訓練 (CARAT)2008の一環として、ケーマー三等軍曹と彼の班は、第3海兵師団、第3海兵連隊、戦闘強襲中隊(CAC)の40名の隊員に一員で、8月3 日にブルネイの第1歩兵大隊上陸部隊と共に訓練をした。
海兵隊員らは、ブルネイ特殊部隊からジャングル・サバイバルを教わり、その訓練にはジャングルでの異なるシェルター建設、輪なわの設置、食用植物の特定等が含まれた。
ジャングル・サバイバルの異なる観点に海兵隊員らを慣れ親しませた後、ブルネイの部隊は、海兵隊員を4チームに分けて、シェルター建設、仕掛け爆弾作り、キャノピーのハンモック、そして食料探しなどで互いに競い合わせた。
「実際に適応できる良い機会を与えてくれました。仕掛け爆弾作りが一番のお気に入りでした」と射撃チームリーダーのケニス・C・ランズデル上等兵は話した。
ジャングル・サバイバルのクラスは6キロ巡回と奇襲攻撃に備えるために行われた。巡回の後、海兵隊員らは素早く小道に沿った奇襲攻撃に備え、模擬の敵の基地近くで待機した。
少し待機していると、3人の巡回する敵のロールプレーヤーたちが海兵隊員らのいる場所に近づき、海兵隊員らは交戦する絶好の時を待っていた。数秒もしない 内に、一斉射撃で敵の巡回を排除した。同班は、約11時間近くもハイキングした後、一晩野営した。暗闇の中、小雨が降ってくると、海兵隊員らはポンチョを 取り出し、夜明けに敵の基地を攻撃する前の数時間の休息を試みた。
「雨を気にかける人は誰もいませんでした」とCACのライフル銃兵、ブラデミール・A・エシペンコ上等兵は語った。
海兵隊員らは朝起きると、自分たちと敵の基地とのギャップを縮めるために出発した。8時前に敵地を発見し、稜線に横たわると直ちに発砲した。
「敵は良い位置にいました。私たちが来る事を知っていましたが、私たちは全ての植物の中を通って丘の上に登らなければいけませんでした」とジョシュ-・ゴンザレス伍長、中隊ライフル銃兵は話した。
同班は、敵地右の丘陵の斜面に飛び上がり、尾根を渡り、背後から側面を攻撃した。
「実際のシナリオでは、班は敵を鎮圧するために、まず最初に射撃要求をするが、この場合は敵の側面を攻撃することが唯一の方法でした」とケーマー3等軍曹は語った。
5分ほど続いた銃撃戦の後、同班の海兵隊員らは、模擬の6名の敵ゲリラからその丘を見事に奪い、尾根の向こう側の巡回基地に戻る前に、一人ひとりの敵ゲリラを捜索した。
そこに到着すると、小隊長のカイル・ジョンソン中尉に結果報告を受け、中尉は良いコミュニケーションの重要性やペース、戦術などの巡回の課題を反復した。同班は、高温気候下で曲がりくねった15キロの小道を約13時間掛けて前進した。
「マイナス面に焦点を置かないことが重要です。私たちは互いにエネルギーを得て、互いの長所に目を向けるんです」と射撃チームリーダーのクリストファー・ガスリー伍長は語った。
海兵隊員らは休息を取り、水分補給をして、次のイベントであるブルネイ上陸部隊の接近戦コースの射撃演習に備えるために自分たちの武器を手入れした。
このコースは、個々の訓練生が約400メートルの通路沿いを巡回して、隠れた時、この場合はプラスチックのポンと飛び出す仕組みとなった反乱者を探すことを目的としていた。
このコースには12のターゲットが設置され、インストラクターが滑車装置に付いたより糸を引っ張るとそれが動いた。海兵隊員らは、ほとんどが周りのジャングルに溶け込んだターゲットと一人50ラウンド交戦した。
ブルネイ上陸部隊は、3ヵ月毎にこの種の厳しい訓練を実施すると、ブルネイ上陸部隊のコース・インストラクター、バッラム・B・プヒアイ中尉は話した。このコースを経験したほとんどの者が、11のターゲットを捕らえ、約1パーセントが全てのターゲットを捕らえた。
「鍵は、注意を怠らないこと。目の片隅にいる敵を見つけるのは非常に困難です」とアイ中尉は語った。
二人の海兵隊員が12のターゲット全てを捕らえた。「ゆっくり進んで、目を見開いて、それに多少の運もありましたね」と機関銃射撃手のデリック・J・ベーカー上等兵は話した。
それから海兵隊員らは、従来の射撃場に行って、そこで海兵隊員らがオーストラリアン・ピールと呼ぶ誘発実演を見学。
ブルネイ上陸部隊のグループが立ち上がり一列に並び、静かに射程に沿って巡回を開始した。海兵隊員らが「ターゲットに向かって、射撃場に導かれる地獄の爆発」と呼ぶ物を放ち、インストラクターが敵との接点の方角を警告して、弾丸を放った。
「今まで見た中で最も素晴らしい物の1つでした」とケーマー3等軍曹は語った。
上陸部隊は、膝をついて、反撃される前に何発か発砲し、一定の割合で発砲し続けて、迅速な作戦行動を取った。
「この戦術は、より大勢の敵を鎮圧し撤退させる効果があり、可能な限りの最大の射撃能力を備えています」とケーマー3等軍曹は言及した。
海兵隊員らがうまくオーストラリアン・ピーリングを実践した後、海兵隊員とブルネイ部隊が正確さと迅速さのゲームで互いに競い合うときが来た。4人一組の2チームが、ライフルを持って100メートルの短距離走をして、伏射の姿勢になり、弾倉に弾丸5発を装填した。
50メートル離れた場所に設置されたサンドバッグに縦横15センチほどのメッキ金属を7発全て射撃したチームが、その試合の勝者となる。
海兵隊員とブルネイ部隊はこの試合を1時間ほど行った。海兵隊員らは、彼らの素晴らしい射撃技術の評判を維持し、数秒以内で7つのターゲット全てを射撃した。
実弾射撃演習は、「素晴らしい」訓練と「楽しい」訓練を提供したとランズデル上等兵は話した。
射撃場での熱い一日の後、何人かのブルネイ軍と米軍の隊員らは、夕涼みとリラックスを兼ねて、近くにあるビーチへ向かった。
「素晴らしい1週間でした。共に学び、共に訓練し、共に楽しみ、それが二カ国演習です」と第1砲兵大隊小隊長のイシュマエル・サミッド中尉は話した。
閉会式とバーベキューで、双方の軍隊は別れの挨拶と感謝を交わした。
「CARATで最も最高の訓練でした。訓練と楽しみ、友情の良いバランスで、近い将来また行うのを楽しみにしてます」とCAC指揮官、クリストファー・キム大尉は話した。
http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/














