警備中隊が仲間を守る
【イラク、バハリア駐屯地】 夕日がイラク、バハリア駐屯地の防衛フェンス裏に沈むと、一斉に音を出す一団の声が聞こえたが、それは夜に反応して現れるコオロギではなく、車列の護衛準備をする第2海兵兵站群(前方展開)第4戦闘兵站大隊(CLB-4)警備中隊の海兵隊員たち。
戦闘用車両やトレーラー、4台の対地雷奇襲攻撃防護(MRAP)型装甲車 で構成される38台の車列がバハリア駐屯地で出発準備のために、エンジンを空吹かししたり、無線通信のガチガチする音、淀んだ夜風とごちゃ混ぜとなり武器機能の確認をする音が鳴り響いた。
野外環境では車列警備は通常憲兵隊が行うが、警備中隊の海兵隊員は並外れていて、同中隊には相当数の憲兵隊がいるが、その部隊の大多数が重機操作や車両輸送、支出担当、供給、及び通信などのいくつかの異なる軍事職の海兵隊員で構成されている。自分の軍事職以外の任務を行う事は困難だが、特に一人の海兵隊員は警備任務を行う傍ら、自分が身に付けている技術を用いる事を学んだ。
車両輸送整備士のジョセフ・ミューズ伍長は、車両指揮官としての重要なポジションを引き受けるために自分の工具箱を戦術作戦司令部交信システムのヘッドセットと引き換えた。
「私の仕事は修理工場の整備士から護衛作戦に関与する車両指揮官や武器庫の守衛へと完全に変わり、私の整備士としての知識は非常に有用で、すみやかに車両の故障修理のやり方を知っている事で、味方の境界線から出ても部下の海兵隊員に生死の違いをもたらすことができる」とミューズ伍長は言及した。
小隊の兵器庫の管理や全ての武器システムの責任維持の他にもミューズ伍長は、小隊の車両や地雷除去機の予防保守点検や修理が毎週、そして毎月行われているかを確認した。
「大変だが、忙しくしていると時間が過ぎるのが早い」とミューズ伍長は語った。
同中隊は東アルアンバール地方全体で人員の警備、爆発物処理や回収、戦闘後方支援巡回護衛などを行う責任があり、また警備チームには相当数の海軍兵がいて、同中隊の衛生兵、ライアン・ボードリュー3等兵曹は、警備中隊に加わるために志願して第3歯科大隊から離れた。
「警備中隊の衛生兵であることは、私自身がイラクで代行することができる海軍兵にとってより要求の多いポジションの1つで、どの軍事職かどの軍隊に属しているかに関わらずチームとして連携するので一緒に仕える事を誇りに思っている。鉄条網の内外部で何かが起こっても、彼らに頼り、また彼らも私に頼って互いに後ろ盾できる」と彼は説明した。
警備チームは車両輸送中隊を補強するためにバハリア駐屯地へ送られ、CLB-4の「即応体制部隊」として見なされている。彼らは命令を受けてから15分以内でどのような任務でも遂行する準備が備えられていて、2009年3月と4月に110回の任務を実施した。
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