海兵航空団が新しい可動式レーダーを入手
【海兵隊普天間航空基地】 第1海兵航空団、第4海兵航空航空管制中隊(MACS-4)が、同中隊の時間を節約し、人材を削減する新しい可動式レーダー・システムを入手。
陸海軍可搬型レーダー航行支援システム31-A、航空管制航行、統合、調整システムは、海兵隊の最新可動式航空管制システムで、悪天候時の航空機の精測進入に用いられる。
「基本的にはミニチュアの可動式航空管制システムです」とMACS-4、航空管制担当将校、マイケル・ヤング中尉は説明した。
悪天候の時、航空機は通常、着陸せずに引き返すが、この新しい技術では、航空機は他の着陸地帯に迂回することなく着陸することが可能だとヤング中尉は語った。
同中隊は、最新の8億5千万円のシステムを入手する一方で、6月5日から7月22日にオーストラリアのピッチブラックとマレーシアのエアー・ウォリアでの連続演習に参加し、このシステムを派遣、そして作動した。
この演習で、MACS-4の航空管制官らは、34機が安全に着陸する支援をした。それらの航空機の内の10機は訓練飛行ではなく、実際に援助を必要とした。
「悪天候の中、航空機の着陸支援をすることは、訓練が継続していることを意味し、私たちがこのシステムを持ち合わせていなかったら、彼らは業務をキャンセ ルし、(マレーシアから)シンガポールまで250キロの距離を迂回しなければいけませんでした」とMACS-4、整備担当将校、クウエンティン・カリット 准尉は説明した。
これまでにもレーダーはあったが、輸送や設置、操作などがこのように容易ではなかったとヤング中尉は話す。この最新モデルは、多くの点において旧式の物に勝っている。
最大の改善は、配置展開の簡便性。「旧式のシステムは、移動するのがほぼ不可能でした。最新の物の3倍の重さで、(外部電源と一緒に)高機動多目的装輪車 (ハンビー)の上に取り付けることができませんでした。最新のものは、(KC-130ハーキュリーズ)1機で輸送可能ですが、旧式のは輸送するのに10機 から15機が必要でした」とカリット准尉は語った。
可動性と共に、このシステムは人材削減、時間削減の上でも旧式のものより優れている。
「旧式のシステムは、15名から20名の海兵隊員が設置するのに9時間近く掛かりました。新しい物は、4名の訓練された海兵隊員が2時間で設置することが 可能です。全体のプロセスを迅速に処理し、他の海兵隊員は同時に何か生産的なことができるんです」とカリット准尉は述べた。
整備や修理の範囲に関しても、新しいレーダーシステムには多くの改良点がある。
「旧式のシステムは非常に古くて、製造会社が作り直して、発送しなければならず、部品交換が困難でした。新しいシステムは、部品がすぐに入手、交換可能だという事が特徴です」とヤング中尉は話した。
容易に部品交換ができると共に、同システムは自動的に故障点検をする。
「私たちを無職にしてしまうんです。私たちがやらなければいけないことは、ただラップトップのボタンを押すだけで、システムがコンピューターを通して問題を突き止めるんです」とカリット准尉は言及した。
全体的に、この最新システムは海兵隊総司令官の目標を達成する次の段階だとカリット准尉は話す。
「最初にこのシステムについて聞いた時、ハンビーにこのようなテクノロジーを用いることができるとは思いもしなかったので、懐疑的でした。使用して、これ は信頼性があり、より早く、より頻繁に派遣可能な海兵隊という海兵隊総司令官のビジョンとぴったり合っていることを認識しました」とカリット准尉は語っ た。
普天間基地にあるこのシステムは、海兵隊が保持している4つのシステムのうちの1つで、現在、アメリカ大陸以外で使用されている唯一のもので、今年の演習で、第31海兵遠征部隊と共に派遣される予定。
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