オバマ:米軍戦闘部隊のイラク撤退




090227-M-7069A-009【ワシントンイラク部隊や警察の訓練、対テロ及び他の任務に携わる3万5千名から5万名の米軍部隊を残し、米戦闘部隊は2010年8月にイラクから再配置すると2月27日、ノースカロライナ州キャンプ・レジューン海兵隊基地で、バラック・オバマ大統領が隊員らに発表した。

「率直に言うと、2010年8月31日までに、私たちのイラクでの戦闘任務は終了する」と同基地内にあるゴッジ記念館で、オバマ大統領は集まった隊員らに告げた。

「この削減を実施する上で、私の最優先事項はイラクにいる部隊や民間人の安全と保安」だとオバマ大統領は話し、再配置が本格化すると、現地にいる米軍指揮官やイラク政府と密接に協議することを言及した。イラク戦争が始まり、(今年)3月で6年目を向かえるとオバマ大統領は語り、イラク状勢は改善されているので、米軍人の多大な尽力と犠牲に感謝していると話した。

しかし、「私たちの軍に負担をかけ、アメリカ市民に約1兆円の費用を負担させる献身を永久に持続することはできない」とイラクにいる駐留米軍について、オバマ大統領はそう話した。

「軍服を着るアメリカの男女である皆さんの多くは、イラクの人々により良い将来の選択機会を与えるために、来る年も来る年も各街区や各地域で戦ってきたので、今、私たちはイラクの人々に好機をとらえるよう問わなければならない」と大統領は述べた。イラクでの武力衝突は、2006年と2007年に経験した恐ろしい派閥間の戦いから「大幅に減少」し、イラクのアルカイダは米軍、連合軍、そしてイラクの治安部隊の「深刻な打撃を受けた」と大統領は語った。

しかし、減少した武力衝突を考慮しても、オバマ大統領は「イラクがまだ安全ではなく、前途には困難な日々が待ち構えている」と予測した。イラクには希望への新たな理由があり、その希望は、自分達のことは自分達で管理できるように、イラクの人々に全責任を移行する取り組みを支援する「新興の基盤」次第だと付け加えた。イラクから戦闘部隊を撤退することは、「イラクの全責任の移行を通してイラク戦争を終結する」三叉のアメリカの戦略の最初の部分だとオバマ大統領は話した。

地域の平和と繁栄を促進するために、広範囲な中東全域で外交関係を用いて、総合的な米国の関与を行なうことは、米政府のイラク戦略の他の行程を構成するとオバマ大統領は話した。

「戦闘旅団の撤退後、イラクが自国を完全に先導するので、私たちの任務は戦闘からイラク政府や治安部隊の支援へと変わる」とオバマ大統領は語った。戦闘部隊が去った後、約3万5千人から5万人の米部隊がイラクに留まるとオバマ大統領は言及し、これらの残った部隊はイラク治安部隊の訓練や配備の支援、及び助言をして、対テロ任務を実施し、進行している米国民間人や米軍の取り組みを保護すると話した。

イラクから追加の部隊再配置があることに言及し、米国イラク地位協定の一環として、2011年の終わりまでに全ての米軍部隊をイラクから撤退する意向があると告げた。18ヶ月でイラクから米戦闘部隊を再配置する決断は、最近終了した米国家治安部隊が実施した「イラク戦略見直し」から出たものだと大統領は話した。ロバー ト・M・ゲーツ国防長官、マイク・ムレン海軍大将、統合参謀本部議長、デービッド・H・ぺトラウス陸軍大将、レイモンド・T・オディエルノ イラク多国籍 軍司令官らが「イラク戦略見直し」の助言をした国防省高官ら。

イラク戦略は「イラクやアメリカの人々が共有した明確で達成可能な目標、独立、安定、そして自立したイラクを基盤としている」とオバマ大統領は言及した。

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