海兵隊と陸上自衛隊がコンサートで調和
【沖縄県沖縄市】 暗がりのバックステージでミュージシャンたちが楽器の調整をしている間、アメリカ人と日本人の観客が、このユニークなオーケストラの演奏を見るために沖縄市民会館を埋め尽くした。第3海兵遠征軍(IIIMEF)音楽隊と陸上自衛隊の第1混成団音楽隊が、市民会館で開催された第13回音楽を通した友情・合同音楽隊コンサートで何百人もの人を楽しませた。
この夜は、日米国歌の合同演奏で始まり、その後、第1混成団が舞台に立ち、柴田昌宜2尉の指揮で3曲を演奏。最初の演奏はロバート・W・スミスによるテキサスをベースとした作曲、スター・オブ・ドリームズ。2曲目は、アメリカ南部の文化に影響を与えたコットンに反映し、1895年の万国博に刺激を受けたJ.P.スーザの行進曲「キング・コットン」。
最初の2曲はアメリカの歴史と文化に直接結びついているものだが、自衛隊の音楽隊は、同音楽隊委嘱作品で世界初演でこのコンサートに出席した中橋愛生による「組踊る天海の狭間に」と呼ばれる曲を演奏したとドラム・メジャーのビクター・D・ミランダ1等軍曹は説明した。
「この曲は、沖縄の心優しい人々の美しい海、空、自然、音楽、そして踊りに基いたもの」だとミランダ1等軍曹は話した。
次の曲は、IIIMEF音楽隊のフォレスト・Q・ブラウン上級准尉の指揮で演奏された。IIIMEF音楽隊は、S・プロコフィエフの「作品99」、F・ティケリの「ベスビオス」、H・L・アルフォードの「パープル・カーニバル」を演奏した。
「素晴らしかったです。私達は、自分たちの音楽に尽力を尽くしますが、そうするのは私達だけではなかったことが分かりました」と第1混成団のクラリネット奏者、武田隆星3等陸曹は話した。コンサートの後半では、双方の音楽隊が合同で演奏し、それぞれの指揮者が交代で3曲を演奏した。彼らは、オットリノ・レスピービの3楽章の交響詩「ローマの松」より、そしてゲスト・ボーカリストのトラバス・ナイト大尉が歌い、ブラウン上級准尉が指揮をしたF・サルトーリの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が演奏された。
「双方の音楽隊が一緒になることで、かなりダイナミックな音楽を演出する」とミランダ1等軍曹は語った。
このコンサートは、最後の曲、J・S・バッハの「トッカータとフーガ」で終了した。演奏が終了し、花束が贈呈されると、IIIMEF司令官のリチャード・C・ジルマー中将と第1混成団長の竹内誠一陸将補が双方の音楽隊に付いて語った。「とても素晴らしい演奏で、キーポイントの一つは調和」だったと竹内陸将補は話した。
「音楽と通じた友情」コンサートは、IIIMEF音楽隊が毎年演奏する3つの無料コンサートの内の一つで、祭りや海兵隊創立式典、司令官交代指揮など年間を通して、300以上ものイベントで彼らは演奏している。
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