軍用犬チームが戦闘に備える
【キャンプ・ハンセン】 近年の戦士たちは誘導ミサイルや赤外線技術、ステルス爆撃機などの発想に慣れているので、海兵隊員たちが配置している1つの貴重なツールが、最も原始的な方法の1つであることを忘れがちである。
米軍は、1942年に初めて戦時中の軍事作戦で広範囲に渡って軍用犬を用いた。今日、軍用犬は隠れた爆発物の特定をすると同時に、任務中の憲兵を支援するために、アフガニスタンで海兵隊員たちと共に巡回に同行している。
第3海兵遠征軍(IIIMEF)初の派遣可能な軍用犬チームを作り上げるために、数人の隊員と犬が訓練を共にした。第3海兵遠征軍本部郡憲兵支援中隊の海兵隊員と犬は、アフガニスタンでの戦闘任務を支援するために、60組の軍用犬チームを結成する取り組みを行なっている。
「軍用犬チームを結成する主な理由は、自分たちの順番がまわって来たら、アフガニスタンでの任務を引き継ぐこと」だと憲兵支援中隊の戦闘追跡軍用犬訓練士のギャリー・ローワン伍長は語った。多くの海兵隊員たちは、憲兵事務所で軍用犬を見たり、取り扱ってはきたが、これらの犬は、まったく異なる役割を果たす。
「憲兵事務所の犬は、駐屯地で法的処置の活動を支援するためだが、私たちの犬と訓練士は戦闘軍事行動に特有で、様々な異なる要素の訓練を受ける」と憲兵支援中隊、軍事作戦チーフのマイケル・レイ1等軍曹は語った。
軍用犬と訓練士たちは、アフガニスタンでの戦闘任務を支援する上で重要な役割を担っているとローワン伍長は話す。「私たちの海兵隊員を殺害する爆弾を確保し、そこに爆弾を仕掛けた奴らを探し出すために、戦闘でこれらの有用な犬が必要」だとローワン伍長は語った。
60チーム全てが勢ぞろいすると、その中には戦闘追跡チームや特殊捜索チーム、爆破物探知チーム、薬物探知チームが含まれる。各軍用犬チームは、特定の目 的別に特別な訓練が要求される。戦闘追跡チームは、戦闘活動中に敵や友軍を追跡することが可能。爆破物探知チームは沿道の爆弾を探す訓練を行ない、特殊な 捜索犬は訓練士から離れ、無線で指示を受けることが可能。
「可能な限り、定められた訓練基準を超える。私の担当犬と私は、林から(基地内の)ショッピングセンターの駐車場に至るあらゆる場所で追跡をしているんだ」とローワン伍長は語った。犬は戦闘活動の支援を行うだけでなく、周りの海兵隊員たちの士気を高める役割を果たしている。「ほとんどの隊員たちが、犬や他のペットがいる環境で育ったので、近くに犬がいることで、海兵隊員たちは多少は我が家を懐かしむことができる」とローワン伍長は言及した。
鋭敏な感覚と強力な下顎を持つIIIMEFの犬と訓練士たちは、アフガニスタンの地に足を踏み入れることを切望している。
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