衛生兵たちが新しい訓練用のマネキンを披露
【キャンプ・ハンセン】 この程、自衛隊の第15医療部隊第15後方支援隊の約35名の幹部が、医療業務に新たな水準のリアル感をもたらす新型の負傷者ダミーの実演を見学するために、第3海兵遠征軍(IIIMEF)医療トラウマ・シミュレーション・センター(M/TSC)に集った。
M/TSCは、最近開発された訓練ツールを備えた海兵隊初の医療施設。ワイヤレスでコントロールされるそれぞれのマネキン、「シムマン3G」は、呼吸し、 出血をし、涙を流し、汗をかき、うめき声をあげて、動くことが可能。それぞれのマネキンの肺は、本物の肺音や腹音を出す以外に、息を吸って吐き出す機能も ある。
2体の新しいマネキンは、IIIMEF M/TSCのカリキュラムで取り上げている、どんな負傷の実演でも可能で、外傷性の脳損傷や胸部損傷、損傷した気道や頚椎の損傷、そしてその他の負傷の多様な兆候や症状をシミュレートすることが可能だとガルシア三等兵曹は語った。またこのマネキンは、治療に対し人間と同様の反応を示し、変化をもたらす。
自衛隊幹部が観察している間、海兵隊員たちは戦場環境を想定した混乱と妨げに加えて、スピーカーを鳴り響かせ、煙霧機やストロボのライトを照らす中、救命スキルを実演した。
新しい訓練補助は、インストラクターたちが海兵隊員や海軍兵のパフォーマンスやテクニックを観察して、彼らの習得や向上に役立つ意見を返すことができる。
「私たちのコースに参加するほとんどの海兵隊員は、これまでに一度も戦闘負傷に関わったことや、外傷性症状を見たことがない。しかし、これらのマネキンを 使用して、特定の技能を指導し、重傷の特長を実演する際により詳細な説明ができる」とリチャード・ガルシア三等兵曹は話した。
「ほとんどのダミーは、ただ負傷者を想定したもので、私たちが保持している全てのものは単なる装備に過ぎないが、最高の訓練はインストラクターの腕に掛かっている」とガルシア三等兵曹は語った。
マネキンの口には、小さなマイクロフォンとスピーカーがついているので、生徒達が模擬の負傷者の手当てをしている際に、インストラクターたちは意見を返すことができるとガルシア三等兵曹は言及した。
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