島で海兵隊員が家族のように生活




【沖縄県伊江島】 沖縄の西海岸沖をわずかに東シナ海から抜け出したところに小さな島、伊江島があり、そこは小さな部隊の本拠地で、そこの部隊の海兵隊員たちは自分たちが家族のような存在だと話す。海兵隊基地(MCB)伊江島軍事作戦支援分遣隊(OSD)上級下士官のエメリー・L・ラフィン2等軍曹によると、彼らの主要任務は伊江島訓練場の射撃場の安全と、その訓練場を使用する部隊の調整。

伊江島で1年間勤務する担当将校、及び上級下士官の2人と半年間勤務する他の10名の海兵隊員たち全員が同じ建物で暮らし、仕事をしているが、平均的な海兵隊部隊との違いはそれだけには留まらない。

5000名の日本人が暮らす小さな島で孤立していることに加えて、同分遣隊には食堂がない代わりに大きな台所とダイニング・テーブルがあり、そこで海兵隊員たちは自分たちの食事を作る。

自分の台所があり、自分で食事を作れるなんて光栄だと思える人もいるかもしれないが、健康的な食事を取ることが習慣になっている海兵隊員たちも中にはいた。

「ここに来た海兵隊員の中には、毎日ラーメンばっかり食べていた隊員たちがいたので、正しい方向に修正すると、今では調理の中に野菜やその他多くの健康的な物を取り入れるようになった」と分遣隊指揮官のクリストファー・ドング中尉は語り、分遣隊の海兵隊員たちは忙しいスケジュールの中時間を作り、月に一度くらいは皆でテーブルを囲んで食事を取ることで、分遣隊内の仲間意識を植え付けると言い添えた。台所に加えて、海兵隊員たちには大容量の冷蔵庫や全ての食料や調理道具が収納できる食料庫がある。

小さな島の基地内には、ショッピング・センターやスーパーがないので、冷蔵庫の中や食料庫にある物で1週間のやり繰りする。食料や生活必需品を蓄えておくために、海兵隊員たちは毎週フェリーで30分掛けて本部港に向かう。それからキャンプ・フォスターまで車を運転して、フォスターにあるショッピング・センターやスーパーで再び物資を補給する。

「この島では健康的に食事を取ることができる。海兵隊員たちが入手できる物は沢山あり、生活技能を育成するための自由もより多くある」とドング中尉は語り、「ここは他の基地より多少自立しているので、沢山のことが学べる」と言い添えた。

伊江島で暮らしていて最高に良いのは、ただ食堂に行くんじゃなくて、自分で選んだもので調理することだとMCB伊江島 OSD、車両輸送チーフのネイサン・L・ジョイナー上等兵は語った。

小さくって孤立した部隊に所属する海兵隊員たちのもう一つの家庭的な特徴は、海兵隊基地司令官、メリーアン・クルサダーシン少将からもらった犬、サディーの存在。

「サディーがいるといつも楽しいし、自分たちが帰宅するといつも喜んでくれる。サディーは側にいてくれる優しい友であり、いつも喜んで残り物を食べてくれるんだ」とジョイナー上等兵は話した。

一緒に食事して、世話をするペットがいて、共に働いて生活するなど全て些細なことだが、分遣隊の海兵隊員たちは単なる同僚の集団の域を超えた結束した家族となった。

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